2014年03月24日

樹野先生の在外研究体験記@米 カーネギーメロン大 第2弾

機械工学科樹野 淳也 准教授は、現在、アメリカのカーネギーメロン大学で、1年間の在外研究中です。

前回につづき、赴任先からの体験記をお送りします。

さて、今回は第2弾「ピッツバーグの街の紹介」です。


***樹野先生の在外研究報告(2)***

かつて重工業や製造業で栄えた五大湖周辺の街はラストベルト(Rust Belt)と呼ばれ,ピッツバーグも鉄鋼で栄えたことから「鉄鋼の街(Steel City)」と呼ばれていました.デトロイトのように産業構造の転換が進まない街が多い中,ピッツバーグはハイテク産業や医療,教育分野を発展させ,アメリカで最も住みやすい町ランキングで1位に輝くこともある街に変貌を遂げました.街の観光名所であるマウントワシントンからダウンタウンを見おろすと,有名企業の高層ビルが建ち並ぶ様子を確認できます.

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<マウントワシントンから見たピッツバーグのダウンタウン>

この街は約30万人の人口規模であるものの,カーネギーメロン大学,ピッツバーグ大学,デュケイン大学,チャタム大学,カーロー大学,ポイントパーク大学など数多くの有名大学があり,日本からは特に,カーネギーメロン大学にエンジニアが,ピッツバーグ大学に医師が多く訪れており,私のアパートにも30世帯以上の日本人家族が居住している状況です.

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<ピッツバーグ大学の学びの聖堂(Cathedral of Learning)>

文化の面では,世界でも有数のピッツバーグ交響楽団があるほか,小規模の街ながら4大プロスポーツのうち3つのプロスポーツが本拠地を置いており,街の人の関心は高いようです.最も人気があるのが,アメリカンフットボールのSteelersで,チケットの入手は大変困難なほど人気が高い状況です.MLBのPilatesは地方の弱小球団で20年以上も優勝から遠ざかっているなど,日本の赤い球団とそっくりですが,なんと昨年度は奇跡的にプレーオフに進出するなど,さらに赤い球団と似ており親近感を持たざるを得ません(チームカラーが黒というところは×ですが).もう一つのプロスポーツは,NHLのPenguinsで,こちらはリーグでも屈指の強豪チームの一つです.ソチオリンピックで優勝したカナダのスーパースターであるSidney Crosbyが所属しており,試合会場には,Crosbyのユニホーム(87番)を着た観客を多くみることができます.

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<試合前の国歌斉唱の際の演出>

最後に気候については,ご存じのように今年は大寒波に襲われたこともあり,ここ数年で最も寒い年だと言われております.具体的には,マイナス20℃を何度か経験しました.気温が低い割に積雪はそれほど多くないことを考えると,日本でいえば帯広あたりの気候と同等かもしれません.いずれにせよ,春が待ち遠しいところです.

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樹野先生の在外研究体験記第3弾をお楽しみに!


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投稿者 umeco : 12:30 | トラックバック (0)