2013年12月19日

【古民家再生プロジェクト】茅刈り体験 その1

12月7日(土)、建築学科 環境設計研究室(市川ゼミ)が中心となって行っている「古民家再生プロジェクト」の一環で行われた「茅刈り体験イベント」に参加しました。

同プロジェクトは、地域に残る茅葺き古民家の再生を行う活動で、2009年より続いています。

このイベントの告知を行った、建築学科学生たちのラジオ出演の効果もあってか、当日は学生のみならず、多数の一般の方も参加され、総勢50人規模でのイベント開催となりました。

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今回は、以前、茅葺き体験や成果発表会の会場として使わせていただいた東広島市豊栄町にある古民家ではなく、同じ東広島市の志和町にあるお宅と茅場(休耕田)をお借りしました。

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休耕田にはこのように大量のススキが生えており、今回はこれを刈り取って、冬の間乾燥させておき、来春の茅葺き屋根の葺き替えに利用します。

まずは、今回のイベントを主催する西中国茅葺き民家保存研究会の代表である上田 進 氏による注意事項と作業内容の説明。
慣れている4年生が前に出て、初めて参加する後輩たちに見本を見せます。

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今回の作業は、大きく分けて3段階。
鎌で茅を刈り取ることと、刈った茅をチガヤで縛って束にすること、そしてできた束を乾燥させるため茅塔(ぼうとう)を作ることです。

説明を聞いた参加者たちは、早速、茅場となっている休耕田へ。
4年生が中心となって鎌で刈り、低学年の学生たちが束を作ります。

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束の作り方は、まず、茅を直径20cm程度の束になるくらい抱え、穂先を脚にぶつけて余分なゴミを取り除き、根本をトントンと地面にたたいて整えてから、チガヤで縛るというもの。

チガヤとは、ススキよりも細くて柔らかいイネ科の植物で、これを縄状にして、茅にねじって縛ります。チガヤを使うと、ほどよい弾力があり、ひねってもちぎれません。

作業の方法は、そんなに難しいものではないものの、男子学生でも自分の身長より高いススキが多く、束にまとめるのはススキに身体をとられて一苦労。

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一方、刈り取り作業も、根元の方は割と堅いので、続けて刈っていると二の腕の筋肉に負荷がかかりますし、中腰をキープするのも楽ではありません。

しかし、私も、今年の春の茅葺き屋根の葺き替え作業に参加した際、大量にあった茅が、屋根の一部を改修したのみで尽きてしまったのを見ているため、少しでも多く刈り取りたいという気持ちは学生たちと同じ!

次回、引き続き、当日のイベントの様子をお届けします。

・・・・その2につづく・・・・

投稿者 umeco : 10:00 | トラックバック (0)