2013年12月20日

【古民家再生プロジェクト】茅刈り体験 その2

・・・前回に引き続き、茅刈り体験イベントの様子をお届けします・・・

皆さん、これが何かご存知ですか?
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まるで、人間がわざと作ったかのような、ソフトボール大の球体。
これは、“カヤネズミの巣”なのだそうです。
茅を刈っている最中にいくつか巣が見つかりましたが、中にはもうネズミはいませんでした…日本一小さなネズミを見てみたかったのですが、残念・・・。


やっとの思いで、休耕田に生えていたほとんどのススキを刈り終わると、最初とは全く違う景色に!
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続いては、出来上がった束を茅塔(ぼうとう)にする作業。地面に置いたままや、納屋に入れるだけでは湿気で腐るので、茅を乾燥した状態で保存するために、束を塔状に組みます。

手順としては、3つの束を三脚のように組立て、どんどん、茅の束を肉付けしていくという方法。
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ここでもやはり、慣れた4年生が見本を示します。さすが、4年目ともなると手際が良い!

その後、1~3年生もそれぞれ茅塔づくりに挑戦。大人数で、均等に周囲から押さないと、バランスのよい塔になりません。4年生のフォローのもと、初挑戦の1年生女子チームも綺麗に完成しました。
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作業の中で、上級生が自然と指導役、フォロー役になって協力している姿は、建築学科学生たちのチームワークの良さや連帯感を感じました。


当日は、茅刈り体験をしている学生たちの一方、2年生の女子学生たちが炊事班となり、地元のおかあさんたちに指導していただいて、皆の昼食を作ってくれました。
地域の方との交流ができるのも、このプロジェクトの良さの1つ。

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午前中の作業を終え、お待ちかねの昼食タイム。
当日振る舞われたのは、牡蠣飯や鯛めし、けんちん汁、豚汁、煮物、うどんなどなど、超豪華メニュー!

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身体を動かしてはいたものの、冷え切った後の温かいご飯は、五臓六腑に染みわたりました。用意してくださった皆さん、ありがとうございました。

午後からは、職人さんに直接お話を伺うことができる茅葺きシンポジウムも開催されました。

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参加した学生たちは、今回も、学内にいるだけでは体験できない貴重な時間を過ごせたことと思います。
今年度で経験豊富な4年生たちが卒業していきますが、下級生の皆さんは4年生から学んだことをしっかり覚えておいて、ぜひ次の後輩たちに引き継いでいってほしいと思います!

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投稿者 umeco : 18:30 | トラックバック (0)