2013年03月21日

古民家再生プロジェクト成果報告会(その1)

卒業式も間近の3月11日、建築学科環境設計研究室(市川尚紀准教授)主催で「古民家再生プロジェクト成果報告会」を東広島市豊栄町にある古民家現地にて行いました。

P_1_1360176.jpg

プロジェクトにかかわった学生をはじめ、家主さん、お世話になった地域の方々やNPO団体の方にお集まりいただきました。

[修復前]
P_4_avant.JPG

[修復後]
P_5_apres.JPG

2012年5月にスタートしたこのプロジェクト(その時の様子を伝える記事はこちらから)、修復作業はもちろんのこと、再生コストや地域との相互扶助などの研究も進められていました。
『学生有志と地域住民による茅葺き民家再生の実践的研究』というテーマで卒業論文をまとめた妹尾章絵さん(岡山県立倉敷古城池高校出身)は、「この活動によって新たな相互扶助の仕組みができる可能性が高い」と話していました。
曰く…
プロジェクトに参加した学生にとってのメリットは
・茅葺きなどの技術を専門家や地域の人から直接指導してもらえる
・活動を通して新しい友達や先輩・後輩との出会いがある    など。
家主さんにとっては
・家の修復の際、人件費などの費用負担を半減することができる
その他
・茅葺きの家が少なくなった現在、耕作放棄地となっている茅場の有効活用にもつながる

コスト面など検討すべき問題点もありますが、お互いの情報提供がうまくいき、大学と地域で助け合えれば理想的なサイクルができそうです。

P_3_1360166.jpg
[妹尾さん、同じくプロジェクトを卒業研究テーマにした佐藤弘政君。お世話になった建築学科の大先輩 楠本さん(広成産業 代表取締役)と一緒に。]

その2へ続く

投稿者 umeco : 16:00 | トラックバック (0)