2012年11月22日

研究公開フォーラム2012を開催しました その2

今回は以前ご紹介した「研究公開フォーラム2012」での、ポスターセッションの出展内容の一部をお伝えします。

本学部から、教職員59名、学生37名が出席しました。ポスターセッションにも多くの院生、学部生が参加し、所属する研究室の研究内容をまとめたポスターを用いて、来場者の方々に研究成果を説明していました。

riit_forum panel session02.JPG

今回、大学院システム工学研究科 機械システムクラスタ2年 小川 拓也くん(村瀬ゼミ・岡山県立高梁高校出身)に少しお話を聞くことができました。小川くんが取り組んでいる研究のテーマは「触感と遺伝的アルゴリズムを利用した軟材料の内部形状推定」。

riit_forum panel session_mr.ogawa.JPG

触感を効果的に利用して人体内部の状態を判定できるシステムがあれば、乳がん検診を行う際、臨床医らの触診検査と組み合わせて、より精確な診断に利用できるのではと考えています。
今回の実験では、内部に複数の異物のある生体組織を模した半球型シリコンゴムをハプティックデバイスで押した結果だけから、内部の異物の形状を予測できることを発表しています。ちなみにハプティックデバイスとは、数学モデルを使ってモノをつかんだ時の感覚や、触れた時の感触を人工的につくり出し、操作者に伝える装置のことです。
また、レントゲンやCTを全く使わず、内部状態を短時間かつ簡易に予測するために遺伝的アルゴリズムという探索手法を利用しています。

このシステムの開発が実現すれば、乳がん検診など身近な医療現場にも貢献できるとあって、成果が注目されています。

その他、協力会会員企業と関係機関の方々にも「3Dレーザースキャンの可能性」、「耐震軽量角形鋼天井下地材について」、「平面外観上の欠陥検査を可能とする小型検査ロボット開発」などのテーマでご出展いただきました。各分野53展の出展があり、終了時刻まで会場は賑わっていました。

ご出展並びにご参加いただいた皆様のお陰をもちまして、「研究公開フォーラム2012」は一昨年、広島市内開催の参加者を上回ることができました。誠にありがとうございました。


 【関連記事】
 ・研究公開フォーラム2012を開催しました その1
 ・学部案内2013(卒論テーマ紹介)~知能機械工学科~
 ・大学研究室訪問(知能機械工学科 黄先生)を行いました その1
 ・産学官連携新産業創出研究会が行われました

投稿者 umeco : 09:00 | トラックバック (0)