2012年05月12日

古民家再生プロジェクトがスタートしました

今年も古民家再生プロジェクトがスタートするという情報をいただいて様子を見に行ってきました。
この活動は建築学科の市川先生(環境設計研究室)が中心となって3年ほど前から取り組んでいる活動です。
かやぶき住宅は現在では法的に建てることができないもので、教科書にも載らない教材。学生達にとっては日本の伝統的工法を学ぶ良い機会です。
一方、個人が所有する伝統的建築物を保存・維持するにはボランティアの協力しかない!!ということで、「学生の勉強」「ボランティア活動」「近隣・市民の方々と学生との交流」という一石二鳥、いや三鳥の活動として立ち上げました。

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今回対象となる古民家は東広島市豊栄町能良地区にある築約100年のかやぶきの家。新緑の黄緑と、はなみずきのピンクの色合いがなんとも美しい田園地帯でした。

自転車で散策でもしたいところでしたが、この日はあいにくの冷たい雨。それでも建築学科の学生と市民の方々計30名近くが集まっていました。この中には以前から指導にあたってくださっているかやぶき職人さんの姿も見られました。

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この日は家の中にある家財道具や不要なものを全部外に出し、床をはがして状態を調べたり、傷んだ木をはがしたりしました。10年前までは農業体験などの塾として使われていましたが(下の写真は当時の貼り紙)その後空き家となっており傷みも結構なもの。

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目標は夏までに躯体のゆがみをある程度なおし、合宿をしたり通いながら細かい修復を続けていくことだそうです。将来的にはここでワークショップを開きたい!!
ついつい建物ばかり目が行ってしまうのですが、そのためには電気をひく、お手洗いが使えるようにするという基本的な問題も!(ポンプ、浄化槽、ボイラー関係で何かつてをお持ちの方は是非ご一報ください)

こうした活動が前進するよう、たまに訪れて応援していきたいと思います。


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投稿者 umeco : 10:00 | トラックバック (0)