2012年05月11日

技術経営特修プログラム「起業と経営」の講義が始まりました

4月25日(水)、工学部全学科の3年生以上を対象とした技術経営特修プログラム「起業と経営」の講義が始まりました。

この講義は、広島銀行寄附講座として全5回開講され、起業とベンチャー企業の成長に必要な経営資源とその獲得方法の仕組みを考える能力を身に付けることを目的としています。

第1回目は、広島銀行法人営業部 金融サービス室 担当課長の 渡部 総一郎 氏をお招きしました。今回のテーマは、「起業と資金調達」です。

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銀行が融資を行うかどうかを判断する原則として、(1)安全性の原則(取引先が健全な事業活動を通じて返済できること)、(2)収益性の原則(適正かつ安定的な収益に寄与するものであること)、(3)流動性の原則(反復・継続して行われ、資金が流動的に回転すること)、(4)成長性の原則(企業の健全な成長に資する融資であること)、(5)公共性の原則(資金使途等が社会的な批判を招くものではないこと)の5つがあり、これを融資の基本5原則というそうです。

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また、融資の審査をする上で、企業の実態把握は不可欠。企業を取り巻く外部環境(政治的要因、経済的要因など、企業の経営に影響を及ぼす様々な事柄)や企業の内部環境(財務や知的資産)を分析して、事業の将来性を見極めることが大切とのことでした。

そのための方法一つ、「SWOT分析」を用いた分析例が紹介されました。SWOT分析とは、内部環境要因と外部環境要因から経営戦略を作り上げるための手法で、その環境要因を強み(Strengths)、弱み(Weaknesses)、機会(Opportunities)、脅威(Threats)に分類することで、問題点が整理されます。その結果、解決策を見つけ易くなるのです。

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次回は、第2回目の講義テーマ「販路拡大」の様子を紹介します。


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投稿者 umeco : 11:30 | トラックバック (0)