2011年08月05日

建築学科の実験住宅の裏庭に、雨水を蓄える貯水タンクを増設しました。

キャンパス内には、建築学科の実験住宅があります。ここでは、エアコンやヒーターを使わず、太陽熱や雨水などの自然エネルギーだけで冷暖房を行い、省エネにもつながるエコ住宅の実証実験が行われています。この実証実験は、建築学科 環境設計研究室の市川 尚紀 先生の主導で行っています。

今回、この実験住宅の裏庭に、掘削機械を使って掘った深さ約4mの縦穴に貯水タンク(径600×高さ約4500)を埋設しました。今後、既に設置している1本を含め、計5本の貯水タンクを利用して実験ができるようになります。

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この貯水タンクには、屋根に降り注いだ雨水が濾過工程を経て蓄えられます(1本あたりの最大貯留量は約1トン)。地下の温度は年間を通してほぼ一定(16~18℃)です。雨水は、その地中熱と熱交換して、夏場で17~19℃、冬でも12~14℃に保たれます。この貯水タンク内で熱交換された雨水を、夏は床や壁に張り巡らせた金属パイプに流して冷房として利用します。冬はポンプを使って一旦屋根上まで汲み上げ、太陽熱温水器で40℃近くまで温めてから室内へ戻し、夏と同様に床や壁の金属パイプに流して暖房として利用します。

この建築学科の実験住宅は、9月4日の第3回オープンキャンパスで行われる学科体験「エコ住宅体験」(1回目13:15~14:00,2回目14:15~15:00)において、実際に室内へ入ることができます。オープンキャンパスにご来場の際には、是非この学科体験に参加してみてください。

投稿者 umeco : 15:10 | トラックバック (0)