2011年06月21日

平成23年度第1回広島県照明光通信技術研究会の開催

5月31日(火)、次世代基盤技術研究所において(公財)ひろしま産業振興機構主催の「広島県照明光通信技術研究会」が開催されました。
「広島県照明光通信技術研究会」は平成20年度に設立され、工学部電子情報工学科の藤本暢宏教授(研究テーマ:LED、有機EL等を使った照明光通信技術)の研究シーズを基盤として、次世代の光通信手段の技術確立と産業技術への投入を幅広く検討しています。

はじめに、三留 幸夫 氏(日本電気通信システム(株))による「可視光通信~技術と応用~」の講演が行われました。
日本電気通信システム(株)の概要、可視光通信システム(人の目に見えるLED光を高速に点滅させることにより、光と共に情報を伝達する通信システム)の特長や、今までに会社で行ってきた可視光通信に関する試作プロジェクト等の講演をされました。
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続いて、藤本教授より最近の研究成果についての報告がありました。
昨年度の卒業研究の成果から2件の報告があり、今年3月の電子情報通信学会全国大会で発表された「太陽電池を用いた照明光通信への検討結果」および「LED電球を直接ディジタル駆動した場合の特性」について話がありました。
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この照明光通信は、蛍光灯に代わる次世代の照明デバイスとして注目を集めている白色LED照明を利用しています。白色LEDの照明を超高速で点滅させ光のディジタル信号を作ることで、光通信が可能となります。この研究が実現化されれば、LED信号機から走行中の自動車に「この先、歩行者に注意」や「渋滞」などの情報送信をしたり先行車と後続車との車間通信が可能になり、交通安全に役立てることができます。さらに、家庭内では、照明光通信によって照明器具からの光にデータを組み込むことで特定の家電製品を制御できる可能性もあります。
今後、日常の様々な場面でこの照明光通信技術が活用されることを期待します。

投稿者 umeco : 19:00 | トラックバック (0)