2010年03月06日
機械システムクラスタ修士中間発表会を聴いてきました
1月から博士・修士学位論文公聴会、卒業研究発表会と公聴・発表会が続いています。
今回は、3月2日(火)に実施した近畿大学大学院システム工学研究科 システム工学専攻 機械システムクラスタの修士中間発表会を聴いてきました。
全ての発表を聴くことはできなかったのですが。。。
ちょうど聴くことができた「Ti-Nb系形状記憶合金の創製とその特性」は、粉末冶金法によるニオブ(Nb)とアルミニウム(Al)を含むチタン(Ti)合金に着目した研究でした。
広く実用化されているニッケル(Ni)を含有したチタン合金の代わりに、ニオブを使用することで人体へのアレルギー反応などの危険性を抑えることができます。そこで、医療用途への展開を考慮し、ニッケルを使用せずに、ニオブを使用したチタンの合金に着目したとのことです。
作製法において、溶解加工法では溶解するために多大なエネルギーを必要とするため、少ないエネルギーで作製できる粉末冶金法を使用し、チタン合金の特性や性質について検討したものでした。
合金と一言でいっても、含有する元素が異なることで、強度・加工・形状記憶性など特性に様々な変化を起こす部分が興味を引く分野でした。
最後に、西村 公伸 教授より次のような総評がありました。
「研究を行うに当たって、”目的は何か”。そして、”目的を達成するためにどうしたらいいのか”。これらを見据えて研究を進めてほしい。1年後の成果を楽しみにしています。」
修士中間発表と修士論文公聴会を聴き比べても、1年間での成果、大学院生の成長度合いも大きく異なります。1年後、躍進している研究成果、そして大学院生の成長が楽しみです。
投稿者 umeco : 08:43 | トラックバック (0)