2010年03月01日

戸河内中学校がキャンパス見学会に来てくれました

2月17日(水)、安芸太田町立戸河内中学校の中学2年生24名と、5名の先生方がキャンパス見学に来てくれました。
午前中は、工学部の隣にある近畿大学附属東広島中学校で、附属中学2年生と一緒に、数学と英語の授業を受けました。工学部の食堂でランチを食べた後、午後は工学部キャンパスで施設見学と講義・実験です。
今回の施設見学は、情報システム工学科と建築学科です。
情報システム工学科では3Dシアターで、黒瀬教授作の3D動画を見ました。
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建築学科では、ちょうど前日に行われた卒業設計発表の模型を展示中で、松田准教授、市川講師解説の下、自由に作品を見学。その後、実験住宅にも実際に入って見学をしました。
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そして最後に、2時間の模擬講義は、生物化学工学科 井原教授による「環境探偵団―二酸化炭素編」です!
今回の実験は、「戸河内と高屋町(近畿大学工学部)の空気はどちらがきれいか!?」
なんと、この実験の為に、中学生の皆さんは戸河内の空気を大量のビニール袋につめて持ってきたそうです。

実験の方法は、空気の入ったビニール袋に注射器を刺して採取し、ガスクロマトグラフ分析装置という機械を使って、空気中のCO2の量と、濃度を測定して比較します。
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この装置の中にはカラムという5mの管があり、その中を通るときに、空気中の酸素・窒素などと二酸化炭素が分かれます。
この管の中には最初にヘリウムガスを流しているので、ヘリウム以外の気体が検出されると、シグナルが送られ、記録計に記録されるという仕組みです。この仕組みは、オリンピックのドーピング検査にも使われているそうです。

まず、先生にやり方を習い、TAの赤松君(大学院生物化学システムクラスタ2年)にお手本を見せてもらいました。実験方法を確認したところで、6班に分かれて実験スタート!
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建物の外に出てなるべく人のいないところで、そーっと新鮮な空気を採取。
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それから、注射器内に空気を取り込んで、検出器に注入。この時同時に記録計のスタートボタンをオン!
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もちろん、実験で得られたデータの記録も忘れません。
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全チーム実験が終わったようです。さて、実験の結果は・・・!?

・・・なんと!全員の予想に反して、高屋より戸河内の空気の方がCO2を多く含んでいるという結果が出ました!!
井原先生によると、6班とも同じ結果で、数値の誤差もほとんどないので、信頼性のあるデータがとれたとのこと。

さて、ここから考察するのが一番重要。なぜ、このような結果になったのでしょう。
予想としては、戸河内が盆地であり、車の排気ガスなど淀んだ空気が流れていきにくいということも関係しているのではということになりました。中学校の敷地内とはいえ、夕方の交通量の多い時間に採取したというのも原因の一つかもしれません。

最後に1班ずつ報告と感想を発表しました。
「みんなの予想と逆でびっくりした。」、「どうしてこうなったか、もっと考えたい。」、「理科が一番好きなのでもっと勉強したくなった。」という意見が出ました。
なかには、「これから戸河内のためにできることがないか考えていきたい。」という頼もしい意見も!
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みなさん、今日の実験で「どうしてだろう」と思った気持ちを大事にして、理科がますます好きになってくれると嬉しいです!

投稿者 umeco : 10:03 | トラックバック (0)