2010年02月27日
卒業設計で最優秀賞をとった高橋さんを直撃インタビュー! その2
前回に引き続き、2009年度建築学科卒業設計で最優秀賞を受賞した、高橋 翔太朗さんにお話を聞いた模様をお届けします。
徹夜つづきでお疲れの高橋さん。卒業設計発表も終わって、ゆっくり休めるかと思いきや・・・まだこの作品は完成ではないとのことです。
「私には十分完成形に見えますけど、どんなところを付け加える予定なんですか?」
高橋さん「まだ詰めていきたいところはたくさんあるんです。例えば、動線をもっと考えて、公共的なスペースとプライベートなスペースが見ただけで分かるように工夫したいですし、その為には木や人の模型をもっと加えたいです・・・卒業設計発表はとりあえず終わりましたけど、まだまだ休めませんね。」
というのも、3月中旬に、“八大学広島卒計展”と、仙台で“デザインリーグ”という作品展があり、高橋さんもそこに出展するそうです。
「デザインリーグは、全国から約500もの大学が参加する作品展で、全部見て回ろうと思ったら、優に4時間はかかるぐらい大きな作品展なんです。その中でも賞に選ばれるのは5作品だけなんですよ。昨年、ゼミの友達と見に行ったのですが、見たこともないような建築、現実には絶対ありえないような建築がたくさんあって、そんなところが学生ならでは!という感じで面白かったです。」
「個性のある設計をするって難しそうですけど、そういう発想はどこから生まれるんですか?」
高橋さん「大学に入学してから、とにかく一人旅をしました!もちろん色んな土地の建築物を見るためです。残念ながら、お金がなくてゼミの短期留学(パリ・ロンドン・エジンバラ)を除いて、外国へは行けませんでしたが、国内に関しては、この4年間で北海道・沖縄を除く全ての県を制覇しました!時には、青森まで車を飛ばしたこともありましたね。旅に出たときは、建築物だけでなく、その土地の自然も見に行くようにしています。そうすることで、気持ちがリフレッシュして良い発想が生まれたりもしますしね。」
「では、最後に、近畿大学工学部で過ごした4年間はどうでしたか?」
高橋くん「ゼミの指導教員である小川先生を始め、非常勤の先生方も実際に建築家として世界で活躍している方々です。本当なら、学生が建築家に自分の作品を見てもらうチャンスなんてなかなかないのに、毎週、授業やゼミでプレゼンを聞いてもらって、アドバイスをもらえるなんて、本当によい環境で勉強できたと思います!周りが山で誘惑が少ないから勉強に集中できたという意味でも環境がよかったんですけど(笑)それと、この大学では、コンピュータでなくドラフターを使って自分の手で設計できるというのも良かったと思います。先生方にも“スケールを正確に”というのは厳しく言われるのですが、ドラフターを使うことで、よりスケールの感覚を身につけることができ、本当に良い経験になったと思います。」
これから設計事務所で働いて、いずれは地元松江に帰って建築家として活躍するのが目標という高橋さん。これからも夢に向かって、がんばってください!!
投稿者 umeco : 09:08 | トラックバック (0)