2008年02月22日

生物化学工学科の卒業研究発表会を聞いてきました その2

多目的ホールで行われたポスター発表を見学してきました。

前半、後半に分かれていて、聴講にきた人たちに研究内容を説明したり、質疑応答を行っていました。
学生同士でも、お互いの研究について質問をし合うことで質問に対する受け答えなどプレゼン能力を養っていきます。また、自分が行っている研究分野と全く異なる研究分野について話を聞くことで、視野を広げる効果も狙っています。素人の私には、ものすごく視野が広がった気がします。

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ちょうど休憩をしていたT君に話を聞いてみました。
「今、何件ぐらい研究を聞きましたか?」
T君「今のところ、5、6件ですね。僕は、化学系なんで化学系の研究の話を中心に聞いてます。生物系は、僕にとってよく分からないんですよね・・・アハハ」
「T君の研究はどんな内容ですか?」
T君「僕の研究は、船底塗料への応用についてです。これまで船底塗料には有機スズ系塗料が使用されていましたが、条例により禁止されました。そこで、有機スズ系塗料に代わって、環境に優しい塗料素材を開発するために研究しています。そこで注目したのが、デンドリマーからなるハイドロゲルポリウレタンです。」

T君「ちなみに、船底塗料はなぜ必要かと言うと、フジツボなどが船底に付着するのを防止するためです。フジツボなどが付着すると、船舶の推進効率が低下するなど障害を招くんですよ。」
「なるほど。分かりやすい説明ありがとうございます。そのハドロゲルポリウレタンが新しい船底塗料への応用として着目しているわけですね。」

パネル前で聴講しにくる人を待ち構えているかのようなF君がいたので、話を聞いてみました。パネルを支持しつつ、ひっそりとピースサインでてます。

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「こちらは、二人で共同して行っている研究ですね。」
F君「はい、僕とH君で研究しています。二人の違いは、目的は似たようなものなんですが、その目的のために目指す化合物が異なります。」

。。。いろいろ説明を聞いて、専門用語が出るたびに質問。。。

「ふむふむ。。。結論を言うと、体に悪い物質を抑制する化合物を作ろうとしてるわけですね。」
F君「要約しすぎですが、そんな感じです(笑)ちょっと詳しく言うと、体に悪いフリーラジカルなどを抑制する効果が高いと考えられる化合物を生成するって感じです。現在、糖尿病の治療薬に使用されている分子から、ヒントを得てそれに近い分子を元に、体に浸透しやすい(効果を得られやすい)であろう化合物を得るための前段階の研究ですね。」

F君「僕は大学院に残るので、今の研究を継続して行って完成まで行きたいと思います。この化合物が完成してからも、効果を検証する必要があるので研究は続きますね。」

「他の研究について話を聞きましたか?」
F君「はい、そうですね。だいたい7件ぐらいは聞きました。化学系と生物系を聞いてきました。他分野の話を聞くことで、自分の研究に応用できることがないからなぁっと思って、いろいろ聞きました。」

他にも、何件か研究内容を聞いてみると、どの学生さんも素人に分かりやすいように説明してくれます。学生さんたちは、しっかりと自分の行っている研究を理解しているようです。

投稿者 umeco : 09:02 | トラックバック (0)