2007年11月30日

【知能機械工学科】特別講演会「車両開発の最前線」を開催しました

知能機械工学科で、マツダ車両実験研究部部長 農沢隆秀氏をお招きして車両開発の最前線について講演会を開催しました。学科を問わず、学部生・大学院生・教員と多数の出席をしていました。

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車両における窓枠の設計ひとつをとっても、「ドライバーがなかなか気付かないが、なぜか運転しやすい(疲れにくく安全確認がし易い)」といった要素を幾度の実験結果から考察して設計されているとのことです。

また、車周りの流れについても、現在のシミュレーション状況を説明されました。
超最先端の地球シミュレータセンターを利用した、アテンザの車周りの流れシミュレーションを行っている様子や、エンジンルーム内も精巧に作成された模型にてエンジンルーム内も考慮したシミュレーションを行っている様子を教えていただきました。

特筆すべきは、世界初と思われる車周りの流れのシミュレーションについてです。
現在は、風洞実験を行うモデルは固定された状態で数値解析を行います。が、この画期的な技術ではシミュレーション中にモデルを移動させてリアルタイムに計算が行えます。「これからの自動車産業を変えていく可能性のある画期的な技術」とおっしゃっていました。

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最後に、技術者としての農沢隆秀氏から学生へメッセージが伝えられました。
部分部分だけでなく、物事の全体像を把握することで早く事実に近づけるため、全体像を把握することができる論理的で体系的思考能力をもつこと
仕事に限らず、一石三鳥四鳥ぐらいの先手先手を打つことで、物事に余裕をもって対応可能。
そして、どんどん外を見ることで自分自身の力不足を知ることができます。どこに行っても通用するような技術者になることです。

そして、印象的だったのが「1+1=無限の可能性」というお話でした。
どこか哲学的な話でも、線形代数による説明が理系学生に馴染みやすい話でした。

次回は、トヨタテクニカルディベロプメントより来学いただき講演予定です。

投稿者 umeco : 12:17 | トラックバック (0)