2007年09月25日

構造実験棟で実験をしていた学生に聞いてみました

建築材料研究室(建築学科 在永末徳先生)の学生が、構造実験棟でちょうど休憩をしていたので話を聞いてみました。

「今日の実験は一段落したんですか?」
K君「はい、そうですね。ちょうど実験用タイルの作成が終わったところです。」

「タイルを使う研究とは、どんなことを行っているんですか?」
S君「建築材料研究室でも、複数の研究テーマを扱っていますが、僕たちは環境調和型建築材料の研究開発を行っています。」
「環境調和型建築材料とは簡単に言うとどういったモノですか?」
S君「省エネ・CO2削減など環境を考えた建築材料のことです。その研究開発の一環として、産業廃棄物を活用した炭酸カルシウム成形体の新しい非焼成タイルや非焼成レンガの開発について研究しています。」

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研究用に作成したタイル

「なかなか難しそうですね。具体的には、どういった環境対策が行われているタイルなどなんですか?」
在永先生「この研究は、消石灰を超高圧真空成形で石灰石にすることでタイルなどを生成します。この過程において、消石灰に二酸化炭素を吸収させます。この製法により、二酸化炭素の削減が行えるため、地球温暖化対策になります。」

在永先生「現在、この製法にプラスして、産業廃棄物の活用も行えるようにしています。」
「産業廃棄物を再活用するということは、再生紙のような感じですか?」
K君「再生紙とはちょっと違いますね。再生紙は、紙自体を再利用しますが、今研究していることはタイルやレンガの素材に産業廃棄物を混ぜることで、資源の無駄遣いをなくすことを目的としています。もちろん、強度も確保する必要があるので、既存タイルと同等かそれ以上になるように工夫しています。」

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強度試験など試験中風景…

「環境に優しいタイルですね!ちなみに、ecoについて考えるようになったのは、大学に入学してからですか?」
S君「いえ、日頃から地球環境の改善について考えていました。建築材料研究室を選んだのも、材料からecoについて考えているので、おもしろいアプローチだと感じたからです。」

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投稿者 umeco : 09:02 | トラックバック (0)