2007年04月24日
知能機械工学科 流体エネルギーシステム研究室を訪ねました(2)
次に児島先生に案内していただいたのは、研究室のメインテーマ「ノズルから噴出される超音速噴流」について深く関わる部屋でした。
廊下を歩きながら聞いてみました。
「超音速噴流とは簡単に言うと?」
児島先生「まず超音速とは、マッハ数が1以上のモノを言います。例えば、ジェット機の翼についてるエンジンからの噴出は大体マッハ数1ですね。ちなみにコンコルドがマッハ数2ぐらいで飛んでたはずだよ。この分野では、亜音速(マッハ数が1以下)での研究は結構されているんだけど、超音速ではまだ未解明な部分があるんですよ。そんな速度でノズルから噴出されたときの影響について研究しています。」

児島先生「これが実際にノズルから超音速で噴流が噴出されたときの写真です。実際の目で見たら、このようには見えないんです。特殊なカメラを使って撮影しています。カラーでの撮影方法は私が開発したんですよ。」

児島先生「これはジェット機の翼を想定した模型で、この翼の上にエンジン代わりのノズルを載せて実験します。大抵は翼の下にエンジンがついているけど、上につけることで短い滑走距離で離着陸できるようになります。それは、コアンダ現象によるものですが、この現象についても超音速ではまだ解明されていないので、研究しています。ちなみに、隣にある計測器で計測してデータ解析しています。」
帰りがけに自動車のエアクリーナーが目についたので、聞いてみました。
「これはどうしたんですか?」
児島先生「実をいうとですね、これも私が携わったものなんですよ。効率良く空気を吸入するための構造の研究依頼があったんですよ。その完成品ですね。実際に販売されてますから購入してください…ハハハ」

投稿者 okano : 11:43 | トラックバック (0)