2007年04月09日
機械工学科、材料工学研究室の新4年生を直撃!
研究室前を通っているとなにやら賑やかな声が聞こえてきたので、材料工学研究室を訪ねてみました。研究室には新4年生が集まっていて、卒業研究のテーマについて話をしていました。
「卒業研究のテーマは決まりましたか?」
S君「はい、みんな決まりました。僕は、低熱膨張球状黒鉛鋳鉄に熱処理を施したときの機械的影響について研究します。低熱膨張球状黒鉛鋳鉄というのは、熱を入れてもあまり膨張しない黒鉛鋳鉄です。」
O君「僕は、ハードアイ型球状黒鉛のオーステンパ処理条件と組織の影響についての研究です。オーステンパ処理とは、等温変態を利用した熱処理法の一種です。」
「S君のテーマとどんな違いがあるんですか?」
O君、S君「う~ん、難しいですね。鋳鉄に熱処理を施したときの影響について研究するという点では一緒ですが…実を言うとまだテーマが決まったばかりで…今度来られたときにはバッチリ説明します!」

強度検査や引張試験などに使用する万能材料試験機
U君「僕のテーマは、高炭素・高クロム鋳鋼(SKD11)にバナジウム(V)やチタン(Ti)が、どんな影響を及ぼすかを研究するんですよ。」
「それで何が分かるんですか?」
U君「それを今から研究していきます、期待しておいて下さい!」
T君「僕の研究テーマは、フルモールド法での低炭素鋳鋼を製造する方法を解析します。通常、鋳型を製造するのに、中の模型は木などを使用します。そして、鋳型製造後、中の模型を引き抜きます。でも、フルモールド法というのは、中の模型を発泡スチロールなど跡形もなく燃えるモノを使用します。模型を引き抜く代わりに燃やすので、通常よりも精密な鋳型が製造できます。ただ、模型を燃やすので炭素が発生して、鋳鋼製造時に炭素を多く含んだ高炭素鋳鋼になってしまうんです。僕は、その炭素の発生を抑える方法を研究します。」
「では、N君はどんな研究テーマなんですか?」
N君「ぼ、僕ですか…実を言うと、ここの研究室でなく流体工学研究室なんです。ちょっと紅茶を飲みに来ただけなんです(照)」

投稿者 okano : 09:01 | トラックバック (0)