2007年02月28日
建築学科の卒業設計を見てきました
今年の建築学科の卒業設計は例年になくレベルが高いという噂です。建築棟3階に模型と図面が展示してありました。今年、卒業設計にチャレンジしたのは32名(約3割)です。あとの人は実験や調査研究などにもとづいて卒業論文を作成します。
最優秀作品は、富山県出身のA君の「ツールを生み出す ~高岡の存在する意味~」です。彼の地元高岡市の文化的活動の拠点を設計したものです。人間の肺のような空間がひとつの施設なのだそうです。黒く見える点々は人間です。
先生に聞いてみました。「模型以外に8枚も図面を描くのですか」、「そうです。図面8枚と模型でワンセットです。」
「これだけの作品を作るのにどれくらいかかりますか?」、「4月から取り掛かります。まず、スケッチからはじめます。描いては捨て、描いては捨て、そのうちにだんだんとテーマが絞り込まれてきます。模型を作って、いくつも、いくつも作って、いくつも、いくつも潰してやっと出来上がるんです。でも本人はこの作品では気に入ってないんじゃなかなぁ、ただ、時間が来たからとりあえずお仕舞いにしたんだと思います。」
「えぇ~、この施設は人間の肋骨からイメージしたんですか?」、「そのようですね・・、これが今年の最優秀作になりましたが、このほかにもレベルの高いものが多くあります。」
「設計製図が上手くなるにはどうすればいいのでしょうか?」、「やはり、いろいろな建築物を見たり、図書館などで著名な建築家の写真を見たり、人の設計製図をたくさん見て感性を養うことです。」、「絵や工作の上手な人が有利のようですね」、「いや、絵の上手な人より、絵ごころのある人がいい、立体をきちんと捕まえることができる人・・、言葉での表現が難しいのですが・・・ム~、工作ですか・・、手伝ってくれる人は沢山いますからねぇ。・・・」
(展示模型の中から写真写りの良さそうな作品を4点ほどアップしました。)
投稿者 okano : 09:20 | トラックバック (0)