生物化学工学科
Department of Biotechnology and Chemistry
研究室紹介
国際レベルで通用する、生物/化学融合型の教育と研究を実践。
本学科は、前身の工業化学科から50年の歴史を持つ、全国でもユニークな生物/化学融合系の学科です。ものづくりに興味を持ち、地球と人間の未来について、広い視野で考察できる研究者の育成をめざしています。そのため各研究室では、国際レベルでの教育・研究が実践され、産学官連携などを通じて、社会のニーズに対応できる多様な研究テーマが取り上げられています。
生きている実際の細胞を使いながら、細胞増殖の理解と応用を究める。
栄養機能化学研究室山田 康枝教授
ヒトの細胞の働きや仕組みは現在でも未知の部分が多く、関わる因子も多岐に及ぶ。ヒトの培養細胞やノーベル賞で話題となった発光タンパク質を用い、蛍光顕微鏡などの専門的設備を使い医薬品や食品へ応用できる研究を進めている。 |
生物生産資源を有効に活用して、医薬・化粧品原料へ変換。
天然物機能化学研究室野村 正人教授
高機能な医薬・化粧品に用いる精密化学工業原料は、有機化合物と動植物・微生物などが深く関わっている。研究室では干し柿の皮が持つ防腐性に着目し、そこから抽出した抗酸化物質を、アンチエイジング効果のある化粧品原料へ変換・応用させるなど、成果を上げている。 |
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光触媒などの無機材料を発展させ、環境と共生する時代に貢献。
無機材料化学研究室井原 辰彦教授
光を化学エネルギーに変換する光触媒など、これからの時代に対応した高機能無機材料の開発と応用を研究。トンネル内の歩行者と車道間の壁に汚れが容易に落とせるコーティングを開発したり、間伐材を自動車のタイヤ成分へ利用するなど、研究の貢献範囲は幅広い。 |
他大学やメーカーとの共同開発で、植物100%のプラスチック部品を。
生体材料化学研究室白石 浩平教授
植物から生まれた天然ゴムにより、石油原料に依存しないプラスチック素材を創出。性能自体も向上させ、成形の自由度が高まるなど、実用化レベルの研究を進めている。特に自動車部品への応用は、世界初の試みとして好評価を得た。今後も多様な開発分野がターゲットだ。 |
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効率的なリサイクル方法を目指し廃棄物を分解して新素材へ。
材料化学工学研究室芦田 利文教授
リサイクルを進める化学反応として、100℃の「熱い水」を活用する実習に注力。現在は工場からの産業廃棄物を有効活用する方法として、もみ殻から得られる化学物質を添加した硬化素材の研究に取り組む。小規模の工場でもリサイクルが容易となるため、今後が期待される。 |
水質や大気の調査・測定により環境や人への優しさを追求。
環境化学研究室伊藤 一明教授
産業や企業が環境問題と切り離せない時代。環境中の有機・無機物質の調査を通じて、化学物質が環境や人へもたらす影響を追求。大気中の微量化学物質を測定する装置など、大学ならではの実習環境も整い、物質の移動や変換と環境の関わりを明らかにしていく。 |
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特殊な能力を持つ微生物の研究を、医療や環境などの他分野に活かす。
生体情報工学研究室仲宗根 薫教授
深海や塩の中など、人間が生存していくことができない「極限環境」に生息する微生物の能力を、ゲノム情報の観点から研究し、どのように役立てていけるか、新しい応用の可能性を追求する。また新しい学問分野も積極的に開拓している。 |
モノづくりとバイオの融合で、教科書にはない不思議と感動を。
生体分子工学研究室鈴木 克之准教授
生体が持つ分子や機能を利用して、幅広い産業や他分野へ発展が可能な新しい物質・分子の創出をめざす。医療用のバイオセンサー分子開発も成果の一つ。モノづくりの世界も、生物化学が難題解決の糸口になることが多く、工学と生物の融合は今後の期待も大きい。 |
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医薬品や食品の開発に貢献する、「不斉合成」を研究。
天然物機能化学研究室岡田 芳治准教授
人間が作り出す合成物には、サリドマイドのように薬害を引き起こす「負」の部分と、ガンやエイズなどの難病に効く「正」の部分を併せ持つものがある。この「正」の部分だけを作り分ける技術を「不斉合成」といい、その研究を行なっている。医薬品創製など用途は広い。 |
高血圧症因子の遺伝子解析など、タンパク質の機能と構造を研究。
生物機能工学研究室山本 和彦准教授
さまざまな生物の多彩なタンパク質の機能と構造の関係を調査・研究。遺伝的に高血圧を示すラットを用いてタンパク質の機能や構造を調べ、疾患の分子構造を解析することによって、病気の診断や予防、薬剤の設計に役立てるための研究などを行っている。 |
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機能的な食品を構成する物質を調べ、味を損なわない加工や保存に活用。
生体分子工学研究室渡邊 義之准教授
食品が持つ多彩な機能性は、豊かな食生活に欠かせない役割を担う。その化学的かつ物理学的な性質を研究することは、工学部の領域としても珍しい。身近な食材の栄養価を維持する保存・加工方法を探り、実験・実習しながら活用を実証。食品メーカーからの依頼研究も多い。 |
燃えない、蒸発しないグリーン溶媒を開発し、環境に優しい化学を探求。
生体材料化学研究室北岡 賢助教
安全で環境に優しい溶媒“イオン液体”に着目し、有機合成により新機能を付与したイオン液体を創出している。これを利用しバイオ燃料などのクリーンエネルギー開発をめざす。 |





