【情報学科】SAPジャパン株式会社特別講演

様々な業界の最前線でご活躍の方から貴重なお話を聞くことのできる、情報学科3年対象の科目「組織活動と情報システム」は、10月24日(火)の講義で第3回を迎えました。

第3回の講義では、前回に引き続きSAPジャパン株式会社より講師をお招きしました。
今回ご登壇頂いた、関口善昭様(SAPジャパン株式会社 デジタルエンタープライズ・プラットフォーム事業本部 CFOソリューション推進室 専任部長)には14年連続で当講義をご担当いただいており、ご自身の豊富なご経験を元に、毎年、学生たちに刺激を与えていただいています。

 

今年は、「デジタル社会における次世代型経営管理を考える」というテーマで、まず企業がグローバル経営に対応するために行った変化について、「企業統治としての機能強化」「地域での垂直統合から事業・製品軸への転換」「グローバル規模での標準化/シェアード化」をキーワードに、事例を紹介しながら、丁寧に説明していただきました。さらに、そのようなグローバル経営モデルを実現するための具体的な方法として、SAP社の最新システム『S/4 HANA』を活用した次世代型経営管理基盤の構築について詳細に解説していただきました。

講義後半では、13チーム・2テーマに分かれ、グループディスカッションとグループ発表を行いました。
テーマは、
①変化の激しい時代において、いかにPDCAサイクルを高速回転させるかが求められているが、その実現の為に、システムおよびシステム以外の面から考慮すべき事項は何か?
②どういう指標(KPI)を見ていくべきか?

グループ発表では、関口先生から、1グループごとに丁寧な講評や感想をいただきました。

経営管理にはシステムが欠かせないのはもちろんですが、そこから出た結果を活用するのは人間なので、やはり最後には人間同士のコミュニケーションがいかに大切かということを改めて感じました。
関口先生からも、同じ企業でありながら、多くの企業では、マネジメント側と現場、また部門間でKPI(目標達成度を評価する指標)が違うことから意思疎通がうまくいかなかったり利害が対立したりするケースが多いのだというお話がありました。

 

最後に、「今回の内容は就職した時、そして特に起業したり家業を継いで経営をする立場になったりするときには必ず大事になる話です。情報学科の皆さんには、財務や経理の話は馴染みがなかったかもしれませんが、経営管理が必要ない企業はないので、今日学んだことをきっかけに経営管理やKPIがテーマの本も読んでほしい」といった言葉を頂きました。

情報学科の皆さんが将来、企業内で使われるシステムの開発や運用の仕事に携わることになった時には、企業の経営の仕組みを知ることは必ず役に立つと思います。
関口先生、ありがとうございました。
次回は、10月31日(火)に行われる特別講演の様子をお届けします。

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