ロボティクス学科学生が学生ベンチャーのコンテストで入賞!!

この度、ロボティクス学科3年の佐藤 諒さん(滋賀県・近江兄弟社高校出身)が、「ひろしまベンチャー助成金」で金賞、 「キャンパスベンチャーグランプリ中国」で特別賞(中国経済産業局長賞)という2つの賞を受賞しました!!

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本学では、全学科の3,4年生を対象とした技術経営特修プログラムの授業として、「起業と経営(広島銀行寄付講座)」を開講しており、学生たちは、起業やベンチャー企業の成長に必要な力、事業アイデア・ビジネスプランを考案・発表する技術を学んでいます。 (※当講座の様子はこちらから)

この授業では、学生が各々ビジネスプランを考え、学生によるベンチャービジネスのアイデア・事業プランなどのコンテストである「ひろしまベンチャー助成金(学生枠)」と「キャンパスベンチャーグランプリ」にエントリーします。

今回、受賞した佐藤君に話を聞いてきました。

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――受賞おめでとうございます!まずは、今回の受賞プランについて教えてください。
「僕が発表したのは、“hachi bot”(読み:ハチ ボット)と名付けた、人工授粉を行う飛行ロボットを使ったロボットビジネスのアイデアです。」

「現在、野菜や果物をビニールハウスで作っている農家さんは、人の手か、ミツバチを使って人工授粉をしているケースがほとんどですが、人力の場合、昨今の農業従事者の高齢化の問題もあり、労力の面で課題が生じています。また、ミツバチを使う場合は、当然、ミツバチの世話をしなければならないので、飼育に手間とコストがかかります。しかも、ミツバチが原因不明に大量失踪するという現象が突如発生することもあると聞きます。そこで代替手段として、飛行ロボット(ドローン)を使う方法を発表しました。」

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――工学部で“工業”を勉強している佐藤君が、”農業”に関する技術開発のプランを思い付いたきっかけは何だったんでしょう?

「僕は趣味で家庭菜園をしていて、植物を育てることや農作業に興味があったので、このプランを思い付きました。そこにロボティクス学科の学びを加味することで、ビニールハウス内などの限られた空間であれば、授粉に特化した自律飛行ロボットができると考えました。」

「スマホと連動させて各種設定を行ったり、電池残量が一定量を下回ると自動でロボットが充電器に帰る仕組みなどで、誰でも電源を入れるだけで使える操作性も意識しました。」

――今回受賞された2大会では、アイデアのプレゼンで審査をすると聞いていますが、佐藤君の場合は、実際にモノも作ったそうですね。

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「今回の発表で使ったものは、まだモックアップ(模型)で、飛行させたりプログラミングしたりはできていませんが、自分で3Dモデルを設計して、学科にある実習用3Dプリンタで出力し、プレゼンに使いました。この、ロボット製作作業が一番大変だったのですが、学科の学びを活かし、さらに独学でも学んで工夫しました。」

――応募のきっかけは何だったんですか?

「元々、新しいものを考えることが好きで、今回受賞した2つのコンテストのことも前から知っていました。いつか応募したいとも考えていたので、大学入学後、シラバスで、ベンチャーや起業に関する勉強ができる授業がないかと調べていたところ、“起業と経営”という授業を見つけました。」

「授業を受けたことで、情報学科片岡先生や、次世代基盤技術研究所近村先生に色々とご指導いただくことができ、今回の受賞につながったと思います。特に、プランの発表は、単にアイデアを述べるだけでなく、コストや利益がどのくらい見込まれるかといったところまでシミュレーションすることが求められるので、財務分析の方法なども指導していただき、勉強になりました。」

――今後の目標を教えてください。

「今回のアイデアをブラッシュアップし、さらに、今度は実際に飛行できるロボットを作って、来年度の大会にも応募したいと思っています!」

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佐藤君の今後のさらなる活躍と、ロボットの完成を期待します!!

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