カテゴリー別アーカイブ: 講演会

情報学科 ひろぎん証券(株)による特別講演

情報学科3年対象の科目「組織活動と情報システム」では、様々な業界の最前線でご活躍の方を講師に招いて、特別講演をしていただいています。

12月5日には、ひろぎん証券株式会社 参与 紙永 誠様にご登壇いただき「金融システムとリスクマネジメント」と題したご講演をしていただきました。

今、金融業界では「フィンテック」(「ファイナンス」と「テクノロジー」を組み合わせた造語)という言葉もある通り、ICT化が急速に進み、大きな変化の過渡期を迎えているとのことです。

わたしたちの生活においてもネットバンキングやネット上での決済はすでに生活の中に浸透しているかと思います。


金融業界の中でも証券会社では特に、値動き(リスク)のある商品を取り扱うということで、AIが様々な状況や条件を鑑みて株の値動きを予測しコンピュータが自動的に株式売買を行うなど、先見性の必要な分野だからこそICTを使った新しい取り組みの可能性が広がります。

講義では、株、投資信託などの資産運用とそのリスク、そしてリスク回避の方法など、これから社会人となる学生たちが社会に出て役に立つ知識をたくさん教えて頂きました。


最後には就職活動に関して、“数多くある企業の中から情報を集めて自分なりに分析して候補を絞り込む”という点で投資と就職活動はかなり近いということで、「投資家の視点での就職活動」として具体的なアドバイスもいただきました。

紙永様、貴重なご講義をありがとうございました。

【情報学科】SAPジャパン株式会社特別講演

様々な業界の最前線でご活躍の方から貴重なお話を聞くことのできる、情報学科3年対象の科目「組織活動と情報システム」は、10月24日(火)の講義で第3回を迎えました。

第3回の講義では、前回に引き続きSAPジャパン株式会社より講師をお招きしました。
今回ご登壇頂いた、関口善昭様(SAPジャパン株式会社 デジタルエンタープライズ・プラットフォーム事業本部 CFOソリューション推進室 専任部長)には14年連続で当講義をご担当いただいており、ご自身の豊富なご経験を元に、毎年、学生たちに刺激を与えていただいています。

 

今年は、「デジタル社会における次世代型経営管理を考える」というテーマで、まず企業がグローバル経営に対応するために行った変化について、「企業統治としての機能強化」「地域での垂直統合から事業・製品軸への転換」「グローバル規模での標準化/シェアード化」をキーワードに、事例を紹介しながら、丁寧に説明していただきました。さらに、そのようなグローバル経営モデルを実現するための具体的な方法として、SAP社の最新システム『S/4 HANA』を活用した次世代型経営管理基盤の構築について詳細に解説していただきました。

講義後半では、13チーム・2テーマに分かれ、グループディスカッションとグループ発表を行いました。
テーマは、
①変化の激しい時代において、いかにPDCAサイクルを高速回転させるかが求められているが、その実現の為に、システムおよびシステム以外の面から考慮すべき事項は何か?
②どういう指標(KPI)を見ていくべきか?

グループ発表では、関口先生から、1グループごとに丁寧な講評や感想をいただきました。

経営管理にはシステムが欠かせないのはもちろんですが、そこから出た結果を活用するのは人間なので、やはり最後には人間同士のコミュニケーションがいかに大切かということを改めて感じました。
関口先生からも、同じ企業でありながら、多くの企業では、マネジメント側と現場、また部門間でKPI(目標達成度を評価する指標)が違うことから意思疎通がうまくいかなかったり利害が対立したりするケースが多いのだというお話がありました。

 

最後に、「今回の内容は就職した時、そして特に起業したり家業を継いで経営をする立場になったりするときには必ず大事になる話です。情報学科の皆さんには、財務や経理の話は馴染みがなかったかもしれませんが、経営管理が必要ない企業はないので、今日学んだことをきっかけに経営管理やKPIがテーマの本も読んでほしい」といった言葉を頂きました。

情報学科の皆さんが将来、企業内で使われるシステムの開発や運用の仕事に携わることになった時には、企業の経営の仕組みを知ることは必ず役に立つと思います。
関口先生、ありがとうございました。
次回は、10月31日(火)に行われる特別講演の様子をお届けします。

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【情報学科】ビジネスソフトウェア世界トップシェアSAPによる特別講演

【情報学科】ビジネスソフトウェア世界トップシェアSAPによる特別講演

SAPは、ドイツに本社をおく、ビジネス向けコンピュータソフトウェアの開発、販売やコンサルティングを行う業界トップシェアの企業です。

近畿大学工学部情報学科では、SAPのシステムを授業プログラムに活用して、企業での実践的なシステム開発に生かせる知識や技術を学んでいます。

10月3日(火)の情報学科3年対象の科目「組織活動と情報システム」では、SAPの日本法人であるSAPジャパン株式会社より、プラットフォーム事業統括本部 データベース営業本部 第一営業部 立石 道生様を講師としてお招きし、特別講演をしていただきました。

ヒト、モノ、プロセス、情報などがどんどんデジタル化される中で、各業界では、これまでのように「物を作って売る」というだけでなく、例えばモノにセンサを埋め込み、モノとモノを通信させるなどして、今までの技術に新しい価値を加えたり、新しいビジネスを作りだしたりする必要が出てきています。

SAPでは、リアルタイムでデータの集約から分析まで行うことができるという特徴を持つインメモリデータベース「HANA」を使って、様々な企業の課題解決や新しいビジネスアイデアの創出をサポートする「デジタルイノベーション(変革)」を起こしています。

講義前半では、SAPのデジタルイノベーションの事例として、例えば
・様々なスポーツで、選手のプレーなどの分析により試合展開の予測をする
・オンラインゲームで、プレイヤーの行動予測をして、最適なタイミングで、最適なアイテムが購入できるようにオススメする
・タイヤメーカーが、購入者のタイヤの空気圧を常時リアルタイムにモニタリングして事故防止する
など、“リアルタイムにデータ分析できる”ということに価値のある活用方法が紹介されました。

 

講義の後半では、実際に学生たちが、世の中に役立つ新しいデジタルイノベーションのアイデアを考え、グループディスカッションや発表を行いました。

アイデア検討のポイントは、「コスト、技術、労力などあらゆる制約を一旦無視すること」。
コストや技術的な実現性はさておき、どれだけ相手に共感し、顧客目線で問題・課題解決方法を考えて提案できるかという、SAPのイノベーション(変革)のポイントになった「デザインシンキング」という考え方に基づいています。

学生たちからは、健康や睡眠のサポート、働き手不足の解消、共働き世帯の子育て支援、高齢者の生活支援、外国人観光客のサポートなど、日本が抱える様々な身近な社会問題を情報の技術で解決するアイデアがたくさん出てきました。

中には、立石先生から「このアイデアは技術的にはすぐに実現できそうなので新しいビジネスにできるかも」という太鼓判を頂いたアイデアもありました。最後に「データをいかに活用するかがこれからのビジネスの鍵。色々な方面にアンテナを張って!」とアドバイスを頂きました。

立石様、ありがとうございました。

次回の「組織活動と情報システム」での特別講演も同じくSAPジャパン株式会社から講師をお招きし、10月24日に開講します。

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